トルコの大地震

社会保険労務士法人所属の大谷と申します。

 

毎日のようにニュースで取り上げられておりますが、2月6日にトルコで大地震が発生しました。

地震からちょうど1ヶ月が経ちましたが、当初津波の影響もないようなので、こんな大きな被害になるとは思いもしませんでした。

それが東日本大震災よりもはるかに多くの犠牲者を出してしまうとは。

 

私の友人にトルコ人がおり、1月末にトルコに一時帰国していました。

帰国してから連絡があり、少し体調がすぐれない様子でしたが無事帰国できて安心していました。

 

そんな矢先に今回の大地震が起き、私は2/6にLINEをしましたが、既読にならず。

そのまま5日が過ぎ、11日の土曜日にようやく連絡がきて、体調の悪化によりイズミルという震源地から遠く離れた都市の病院に入院していて無事だったとの事。

本当に無事で良かったです。

しかし、多くの犠牲者が出たことは事実であり、原因の多くは建物のもろさにあると友人は話していました。地震後の映像を見ると、確かに大きな建物を爆破解体するときの様な崩れ方をしているのが気になりました。

日本でいう建築基準法のような法律はある。しかし、それを守らない人が多いという話でした。例えば、当初5階建ての予定の建物を急に6階に変更したり、建築資材を材料費削減のために減らしたりという事が多く行われているようです。

法律も技術もあるのに・・とても残念なことです。

本当に一人でも多くの命が救われる事を祈っています。

 

私たちの仕事も分野は違いますが、常に法律とともに動いています。

今回の大地震、多くの被害の原因を考えた時、法律を守ることは勿論のこと、法律ができるのには必ず意味があり、何かを守るために制定される事、その条文のみではなく、その成り立ちや解釈をも勉強していこうと強く思わされました。

 

会社様内でのお困り事、その他、どこに相談したらよいか分からない等々、どんな事でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

少しでもお力になれたら幸いです。

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