福島県次世代育成支援企業認証を取得してみませんか?

福島県では、主に中小企業を対象とした『福島県次世代育成支援企業認証』を行っています。

福島県次世代育成支援企業認証制度とは、仕事と家庭が両立でき、男女がともに働きやすい職場環境づくりに取り組む企業を認証し、企業が行う少子化対策を支援するものです。

この制度には、「仕事と生活の調和」推進企業認証と「働く女性応援」中小企業認証の二つの制度があります。

企業が行う少子化対策の本来のメリットである「人材の定着」や「従業員の意欲や満足度の向上」といったもののほか、福島県の入札制度において評価対象となるなど、さまざまなメリットが発生します。

目次

1「仕事と生活の調和」推進企業認証 / 2「働く女性応援」中小企業認証 / 3 認証を受けることのメリット / 4 手続きの流れ / 5 認証取得費用 / 6 よくあるご質問 / 7 さまざまな制度活用のご案内

福島県次世代育成支援企業認証

1 「仕事と生活の調和」推進企業認証

1-1 制度の概要

「仕事と生活の調和」推進企業認証は、仕事と生活のバランスがとれる働きやすい職場環境づくりに向けて、総合的な取組みを行っている企業を認証します。
県内において事業活動を行う県内に所在する事業所が対象です。
※申請は、法人単位でも支店・工場等の単位でも可能です。

1-2 認証基準

「仕事と生活の調和」取組状況チェック表の基礎項目および評価項目の両方で要件を満たした企業を認証します。

(1)基礎項目 法令を遵守した就業規則等を作成していること。
(2)評価項目 仕事と生活の両立に関する指標において45ポイント以上であること。

1-3 基礎項目

基礎項目は、チェック表に掲げる項目のすべてをクリアしていることが求められます。
これは育児介護休業法など最低限度の法令が守られているか確認するものです。育児介護休業法は頻繁な改正があることから、法改正に合わせて就業規則等を整備します。

1-4 評価項目

評価項目は、下記チェック表で25の項目から構成されており、取組みが行われている項目に対して5ポイント、あるいは10ポイントが付与されます。
評価項目の合計ポイントが45ポイント以上必要です。

育児休業や介護休業などについてこれまでの利用実績が問われます。
利用実績がない場合には、すぐに着手できる項目に取組んだり、将来に向けて仕組みを作ったりすることでポイントを加算することが可能です。

2 「働く女性応援」中小企業認証

2-1 制度概要

「働く女性応援」中小企業認証は、女性の活躍支援や、男女がともに働きやすい職場環境づくりに積極的に取り組む中小企業(労働者数300人以下)を認証する制度です。
県内において事業活動を行う県内に所在する、常時雇用労働者の数が300人以下の事業所が対象です。
※申請は、法人単位でも支店・工場等の単位でも可能であり、従業員数は申請単位で判断します。

2-2 認証基準

次の3つの要件をすべて満たすことが必要です。

  1. 一般事業主行動計画を策定し、福島労働局へ届け出ていること
  2. 一般事業主行動計画策定時に労働者の意見聴取などを行っていること
  3. 次の認定要件のうち、2項目以上を達成していること
    ・長時間労働の解消に取り組んでいる企業
    ・女性が働きやすい企業
    ・多様な働き方を選べる企業
    ・従業員の家庭生活への参加を促進している企業
    ・働きやすい職場づくりに取り組むことを宣言している企業

2-3 一般事業主行動計画の届出

一般事業主行動計画とは、企業が従業員の仕事と子育ての両立を図るための雇用環境の整備や、子育てをしていない従業員も含めた多様な労働条件の整備などに取り組むに当たって、計画期間、目標、目標達成のための対策及びその実施時期を定めるものです。

従業員101人以上の企業には、行動計画の策定・届出、公表・周知が義務付けられています。

「働く女性応援」中小企業認証を受けるためには、中小企業であっても策定し、福島労働局へ届け出なければなりません。

2-4 労働者からの意見聴取

上記の一般事業主行動計画を策定するにあたっては、労働者からの意見聴取を行います。
意見聴取の方法は特に定められていませんが、どのような方法で実施したのかを申請時に説明が求められます。主な意見聴取の方法としては次の方法があげられます。

  1. アンケートの実施
  2. 労働組合等との協議

2-5 認定要件を2つ以上満たしていること

働く女性応援」中小企業認証には、5つの認定要件があり、そのうち2つ以上該当していることが必要です。
長時間労働解消への取組みや、働き方の多様性、ワーク・ライフ・バランスの実績が問われます。
1つの認定要件に対して2~4つの認定項目が設定されており、認定項目のうち1つでも実績があれば1認定要件を満たすものとなっています。認定項目のなかには、すぐに取り組むことができるもの、仕組みを構築するものなどもあり、それらの取組みにより2つ以上の認定要件が達成される可能性があります。

3 認証を受けることのメリット

福島県次世代育成支援企業認証を取得することで、次のメリットが生じます。

3-1 福島県が行う入札などで優遇措置

公共工事等入札参加格付評価において、次のとおり主観点に加算されます。

  • 「仕事と生活の調和」推進企業認証 10点
  • 「働く女性応援」中小企業認証 10点

また、総合評価方式による入札において、次のとおり評価項目とされます。

  • 「仕事と生活の調和」推進企業認証 0.5点
  • 「働く女性応援」中小企業認証 0.5点

その他、福島県が行う物品調達において、入札参加者を指名する場合優先的に指名します。

3-2 助成金・奨励金の活用

働きやすい職場環境づくり推進助成金を利用できます。

働きやすい職場環境づくり推進助成金」は、女性が活躍しやすい職場づくり、長時間労働の抑制や、男女共同参画で働きやすい職場環境づくりを行うなどのほか、ワーク・ライフ・バランスに積極的に取り組む企業に対して、その取り組みにかかる経費の一部を助成しようとする福島県の制度です。

この助成金は、福島県次世代育成支援企業認証を取得している企業を対象としており、「働きやすい職場環境づくり事業」、「人材育成事業」、「社内の労働環境整備事業」という3つの事業(助成金)が設けられています。

また、企業の魅力アップ奨励金(女性活躍の推進、男性の育児休業取得、所定外労働の削減等の取組などに対する奨励金)の対象となります。

3-3 融資制度の優遇

次の融資制度の優遇を受けることができます。

  • 「ふくしま産業育成資金」を利用することができます。
    ・融資限度額:運転資金・設備資金5,000万円
    ・融資利率:年利固定1.5%以内(保証料は別に必要です)
    ・融資期間:10年以内
    *保証料率0.1%割引
  • 東邦銀行の融資商品「女性活躍応援プラン」の対象となります。
    通常金利より最大0.2%引き下げ
  • 福島県内8信用金庫の融資商品「地方創生支援ローン」の金利優遇対象となります。

3-4 社会的評価

認証を取得することで、企業のイメージアップや人材確保に活用できます。

次世代育成支援企業認証マーク「ウォリバーマーク」を使用することができPRすることができます(ウォリバーマークのステッカーももらえます。)。

また、福島県のホームページで紹介されたり、福島県が主催する新卒企業合同説明会等に優先的に参加することができます。

4 手続きの流れ

福島県次世代育成支援企業認証を取得するにあたっての手続きの流れは次のとおりです。

4-1 「仕事と生活の調和」推進企業認証の手続きの流れ

★【弊社】の記載は、手続きをご依頼いただいた場合、弊社が行うものです。

現状把握
認証を受けるにあたって基礎項目の基準を満たす制度が整備されているか、また、評価項目に該当する取組が行われているかなど、現状を把握します。
【弊社】取組状況チェックリストの詳細説明を行います。その上でヒアリング等により現状把握を行います。
就業規則および諸規程の改正
育児介護休業法、その他労働関係法令に合った内容の就業規則および諸規程の改正を行います。また、法令を上回る制度への改正を行います。
【弊社】現状把握をもとに弊社が改正案を提供いたします。また、就業規則および諸規程の改正(届出を含む)を代わって行います。
評価項目の証憑書類準備
就業規則および諸規程のほか、育児休業申出書などの実績を証する書類を準備します。
【弊社】証憑書類の内容を確認いたします。また、書類が不十分である場合には指導および支援いたします。
取組状況チェックリスト作成
取組状況チェックリスト(基礎項目・評価項目)を作成します。
【弊社】評価項目について、現状で必要ポイントに満たない場合、ワークライフバランスに関する取組みを提案いたします。
申請
申請書、添付書類を整え、福島県に申請します。
【弊社】申請書の作成を行い、提出を代行いたします。
現地調査
申請した内容を確認するため福島県担当者が現地調査(聞き取り調査)を行います。
【弊社】現地調査に立ち会います。
認証
申請および現地調査の結果、基準を満たしていることが確認されると、認証を受けることができます。

4-2 「働く女性応援」中小企業認証

★【弊社】の記載は、手続きをご依頼いただいた場合、弊社が行うものです。

現状把握
認証を受けるにあたって認定項目の基準を満たす実績の有無や取組みが行われているかなど、現状を把握します。
【弊社】認定要件の詳細説明を行います。その上でヒアリング等により現状把握を行います。
労働者の意見聴取
一般事業主行動計画の策定に向け、働き方の課題などについて労働者の意見聴取を行います。
【弊社】労働者の意見聴取のためのアンケートを作成し実施します。アンケートの分析を行います。
一般事業主行動計画策定・届出
労働者の意見を踏まえ、一般事業主行動計画を策定し、労働局に届出を行います。
【弊社】現状の課題をもとに一般事業主行動計画の原案を作成します。労働者の意見を踏まえた一般事業主行動計画を策定し、弊社が代わって労働局に届出を行います。
認証申請書類作成
認証申請に向けて、添付書類を含めた申請書類を作成します。
【弊社】認定要件を満たさない場合には、必要に応じて、制度の改正や新たな取組みについて提案いたします。
申請
申請書、添付書類を整え、福島県に申請します。
【弊社】申請書の作成を行い、提出を代行いたします。
現地調査
申請した内容を確認するため福島県担当者が現地調査(聞き取り調査)を行います。
【弊社】現地調査に立ち会います。
認証
申請および現地調査の結果、基準を満たしていることが確認されると、認証を受けることができます。

5 認証取得費用

福島県次世代育成支援企業認証を取得するにあたり、ご自身で申請する場合には費用はかかりません。

弊社にご依頼いただく場合には、次のとおり料金(報酬)が発生します。

「仕事と生活の調和」推進企業認証「働く女性応援」中小企業認証
138,000円
(税込151,800円)
188,000円
(税込206,800円)

*業務範囲は、上記「手続きの流れ」をご覧ください。
*申請手続をお受けする際には、事前に御見積書を提出いたします。

6 よくあるご質問

Q1 労働者数が少ないのですが認証の取得はできますか?


労働者数は問いません。
弊社で取扱った事例では、役員と社員あわせて2人の企業も2つの認証を取得しています。

7 さまざまな制度活用のご案内

ご紹介した制度のほか、さまざまな制度の活用可能性があります。利活用することでより活発な事業活動を行うことができるようになります。
それらへの対応には士業をはじめとしたコンサルタントなどの専門家の活用が有効です。
弊社には経営コンサルタント(中小企業診断士)のほか、社会保険労務士、行政書士が在籍しており多方面から制度活用の提案をさせていただいております。活用事例のご紹介をしておりますので参考までご覧ください。

活用事例の詳細はこちらをご覧ください

最終更新日:2025/12/1